2009年04月17日

焼酎の種類と料理1

水割り、お湯割り、ロックといろいろな飲み方が楽しめる乙類焼酎(本格焼酎)ですが、食中酒として食事をしながら楽しむ事ができるお酒でもあります。
食中に焼酎を飲む事によって、口の中に残る料理の油脂などの成分を流してさっぱりさせてくれます。
これは、他の蒸留酒にはない焼酎だけの特徴です。
焼酎は原料によってさまざまな種類がありますので、焼酎の種類とそれぞれの焼酎に合う料理についてご紹介します。

「米焼酎」は米と米麹が原料です。
まろやかで柔らかな味わいが特徴で、焼酎が苦手という人でも比較的飲みやすいのではないかと思います。
熊本県人吉市が米焼酎の生産地でしたが、最近では清酒の産地でも米焼酎を造るようになってきており、全国で作られています。
米焼酎の柔らかな味わいには、コクのある料理がよく似合います。
和食では辛子れんこん、高菜浸け、だんご汁、豚肉のしょうが焼き、馬肉料理など、洋食ではきのこのバターソテー、カマンベールチーズ、ツナ料理など、中華ではふかひれ煮、干し貝柱の煮込みなどが合います。
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「麦焼酎」は大麦と大麦麹または米麹が原料です。
麦特有の香ばしい香りを持っており、すっきりとしたキレのある辛口の焼酎です。
ウイスキーの原料が同じ麦なので、洋酒が好きな人によく飲まれています。
日本一の麦焼酎の生産地は大分県です。
麦焼酎のすっきりとした味わいには、どんな料理にもよく合います。
和食ではあさりの酒蒸し、さばの塩焼き、あじのたたき、塩味の焼き鳥、塩味の手羽先など、洋食では魚介類のガーリックソテー、チキングリルなど、中華では海鮮五目焼きそば、春巻き、渡り蟹の炒めものなどが合います。

「いも焼酎」は、さつまいもと米麹またはさつまいも麹が原料です。
さつまいもの強い香りと甘みが広がり、しっかりとした味わいが特徴です。
鹿児島県が主な生産地で、鹿児島県ではお酒といえばいも焼酎の事をいいます。
強すぎる香りとクセのある味わいのため以前はいも焼酎を苦手な人は多かったのですが、焼酎ブームで最近は人気が出てきました。
いも焼酎の個性のあるしっかりとした味わいには、こってりとした料理がよく合います。
和食では、かつおのたたき、牛肉の味噌漬け焼き、さばの味噌煮、さつま揚げ、豚の角煮、豚足など、洋食ではスペアリブやロースとビーフなど、中華では麻婆豆腐、牛肉のオイスター炒めなどが合います。



Posted by fxdrop1 at 01:58