2009年04月05日

きき酒を楽しむ

「きき酒」という言葉を聞いたことがありますか?
きき酒にはいろいろな目的があります。

酒屋さんが行うきき酒は、焼酎の味わいが値段に見合っているかどうかを判断します。
杜氏さんが行うきき酒は、焼酎の仕上がりが目的どおりであるかを判断します。
また、アマチュアが行うきき酒は、自分の好みの味わいであるかを判断します。
ワインでいうところの「テイスティング」ですね。
ここでは、アマチュアのきき酒についてご紹介します。
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きき酒は、味を見るだけではありません。
色や香り、後味など焼酎の全てを味わいます。
きき酒の仕方は、以下のとおりです。

1.焼酎の色を見ます。
  通常の焼酎は無色で透明ですが、樽で貯蔵された琥珀色のものや薄く濁っている無ろ過のものもあります。
2.焼酎の香りを楽しみます。
  ワインのように器の中で軽く回します。
3.焼酎を口に含みます。
  口の中で舌を転がしながら味を感じ取ります。
  次に口に含んだまま鼻から息を吐いて、香りの広がりを楽しみます。
4.焼酎の後味を楽しみます。
  喉を通った後の余韻を感じ取ります。

焼酎にはいろいろな原料が使われています。
きき酒のポイントは、それぞれの原料の特徴を知る事です。
麦焼酎は、大麦の華やかな香りとまろやかな甘さ、濃厚な味わいが特徴です。
米焼酎は、お米のやさしい香りと軽やかな甘さ、柔らかな味わいが特徴です。
いも焼酎は、さつまいも本来の甘くて柔らかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。
そば焼酎は、そばの持つさわやかな香りとおだやかで軽やかな甘さが特徴です。
黒糖焼酎は、黒糖特有の南国を思わせる甘みとすっきりとしたコクのある味わいが特徴です。
ごま焼酎は、ごまの香ばしい香りと軽やかでほのかな甘さが特徴です。
粕取り焼酎は、吟醸酒のような華やかな香りとまろやかですっきりとした味わいが特徴です。
泡盛は、甘い香りと深くてコクのあるまろやかな味わいが特徴です。

きき酒を行うことによって、自分に合った焼酎の基準ができます。
今日の自分の気分にはどんな焼酎が合うか、出された料理に対してどんな焼酎が合わせたらいいかなど、焼酎を選ぶ楽しみにもなると思います。


Posted by fxdrop1 at 16:30